人は聞き方が9割

今日は「人は聞き方が9割」を紹介します!

5分ほどで読める記事になっております

目次

人は安心感をくれる人を好きになる

本屋さんにいくと必ずと言っていいほど見かけることのある「〇〇は9割」の本。

コミュニケーションにおいて聞き方にフォーカスをした1冊となっております。

人との会話、コミュニケーションが苦手な人は「うまく話さなきゃ、、」

など難しく考えすぎて、結局人の話をしっかり聞けず、会話もうまくいかない。

という様な無限ループに陥っている人も少なくないかも知れません。

私もそうです

相手に安心感を与えて気持ちよく喋ってもらうことの重要性が学べる一冊となっております!

こんな人におすすめです

  • コミュ障の人
  • 人と話すのに苦手意識を持っている人
  • 面白い話をしなきゃ、と謎の強迫観念を持っている人

人は聞き方が9割 まとめ

全ての人は「安心感」を求めている

マズローという歴史的に有名な心理学者が人間の欲求を5段階に分けて表現をした「マズローの5段階欲求説」では基礎になる欲求のベースを「安全の欲求」と表現しています。(生命に維持のための生理的欲求を除いて)

自分が話しをしていて相手が、ムスっとしていたり、無表情だったりすると安心して喋ることができないかと思います。

ですのでいかに「自分は相手に安心感を与えるているか?」を常に意識をすることが重要です。

相手が自分に対して安心感を抱いてくれたら相手は自分に気持ちよく話をしてくれるでしょう。

人は安心感をくれる人を好きになる

繰り返しになりますが著者が本書で最も伝えたい大きなテーマとなります。

人に安心感を与えるには、相手へのリアクションが大切です。

安心感を与えて、聞く力を身につける為に「リアクション美人」になりましょう。

見た目は一切関係がありません。

「聞く姿が美しい人」がリアクション美人です。

リアクション美人が聞く際に行なっているテクニックを「魔法の傾聴」として著者は紹介をしております。

魔法の傾聴

①表情

笑顔を先出しして、相手の感情に表示を合わせる。

まず笑顔を先出しすることで安心感を与えて、心理的な主導権を握ることができるでしょう。

②うなずき

相手がうなずきもせずリアクションが薄ければ、不安になるかと思います。

ですので相手の話を聞きながら、できれば強弱をつけながらうなずくことを心掛けましょう。

③姿勢

仕事中にとくに年下や後輩から話しかけられた時、どの様な姿勢で話を聞いていますでしょうか?

パソコンの画面を見ながら上の空の様な状態できいていないでしょうか?

相手にヘソを向けて話をする。

すなわち相手の方へ身体を向けることを意識しましょう。

④笑い

笑いを取ろうとするのは今日からやめましょう。

その代わりに相手の話に対して「笑う」ことを意識しましょう。

私も営業職ですが、お客さんが笑ってくれるととえも安心感を抱きます。

⑤感讃(感嘆+賞賛)

おー!(感嘆)いいね!!(賞賛)

ちょっとオーバーでもいいので上記の様に「驚き+褒め」で感讃しましょう。

嫌われない聞き方

人とコミュニケーションを取るにあたってまずは、嫌われないことが大切です。

嫌われない様に生きる!

というのは何とも生きづらいと思いますので、あくまでコミュニケーションにフォーカスをして

この人なら話をしても大丈夫かも?

と思われることが重要です。

その為には会話の中で「これはやらない!」ということを認識しておく必要があります。

正論を押し付けない

たとえ社会通念上正しく、正論であったとしても、正論を押し付けられてしまうと人は否定された気分になり、反発をしてしまいたくなります。

「自分はこう思うよ」程度に留めておき、相手の考え方を正してやろうとなんて思う必要はないのです。

特にお酒の場は注意!

結論を焦らない

話すのが苦手で、話がまとまらない人もいるかと思います。

こういう時に「何がいいたいのかわからない」という表情をするのはやめましょう。

全ての答えは自分の中にある

人が悩みを打ち明けてきた時

こうしたらいいよ

と解決策を提示するのはやめましょう。

あなたはどうなったら嬉しい?

解決策ではなく、この様に問いかけてあげるといいでしょう。

悩んでいる人は、自分の中で実は出ている答えに対して背中を押して欲しいだけかもしれません。

人は他人から言われたことより自分自身で出した答えに納得をするものです。

まとめ

私はこの様なコミュニケーションや、話し方について本を読むまでは

とにかく何かこちらからしゃべらなきゃ

という思いに迫られていました。

向こうがまだ喋りたいことがあるのにちょっとでも会話に「間」があれば「話さななきゃ、、」の思いで何かを話すのですが、相手の言葉と被ってしまう。

そんなことが日常茶飯事でした。

ちょっとした会話の「間」に恐れることなく、笑顔でうなずく。

この様なことを意識すると、相手が話足りていないことをおのずと話をしてくれるものです。

意外と人って向こうから喋ってくれるんだな。

このことに気づいてから普段の営業での仕事や、同僚との雑談でも楽しめる様になった気がします。

「何を喋るか?」ではなく「何を聞くか?」

という気持ちで会話ができる様になればこっちのものです。

是非一度手に取って読んでみてください!

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この記事を書いた人

30代前半の二児の父。
読書をほぼしない少年時代を過ごし、その影響もあってか大学受験の現代文(古文も)で大苦戦。
受験が落ち着き本でも読んでみようと18歳の冬にはじめて自分で本を購入。
それ以来読んでない時期もかなりあるものののらりくらり読書を続ける。
30を超えて改めて読書熱が入り、読書には人生を変える程のパワーがあると実感。
元々読書家ではなかったの視点から、読書してみようかな、、という方に響く情報を発信していけたらと思っています。

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