社会人10年目の壁を乗り越える仕事のコツ

「社会人10年目の壁を乗り越える仕事のコツ」について紹介します!

5分ほどで読める記事になっているので是非読んでみてください

目次

著者について

著者の河野英太郎さんは東京大学文学部を卒業後、電通、アクセンチュア、日本アイビーエムなどで勤務。

コンサルティングサービス、人事部門など歴任。

現在は2023年9月に(株)Tokyo Consulting & Intelligenceを起業し代表取締役に就任などなどすごい経歴の方です。

社会人10年目はキャリア思春期

社会人10年目前後というと、だいぶ仕事にも慣れてきてそろそろマネージャーなどの役職も見えてくる時期。

そんな中で抱えるモヤモヤとして気持ち、出世の早い同世代を目の当たりしての焦り、、いろいろな気持ちが交錯するまさにキャリア思春期。

10代の頃の思春期の過ごし方が将来に少なからず影響を与えるのと同じく、この30歳前後で迎えるキャリア思春期の過ごし方によって今後のキャリアがどうなっていくかの分かれ道となる大切な時期です。

そんな時期に仕事に対する向き合いかた、将来に対する考えかたなど非常に参考になる1冊です!

こんな方におすすめです

  • 社会人10年目前後の人
  • 日々の仕事に慣れてきて特に不満はないけどなんかモヤモヤする
  • 同年代が出世しだして焦っている

社会人10年目の壁を乗り越える仕事のコツ まとめ

夢中になれるもの、没入できるものを探し続ける

夢中になれるものなんてないよ

何かを成し遂げる以前に夢中になれる仕事に出会えてない、今の仕事に没頭できない。

だからといって自分を卑下してしまうようなことはいけません。

夢中になれるものを探し続けることも大きな仕事に繋がる可能性があります。

ここで「どうせ自分には大きな仕事はできない」とか「どうしても踏み出せない」とか思ってしまうことは絶対にやってはいけません。

ファイティングポーズを下すな

踏み出すことは勇気もいるし、失敗したら恥ずかしい思いをする、、という不安も付き纏うかと思います。

しかし例えば社内で夢中なれる仕事ができそうな部署へ異動希望を出してみるなどは、例えその希望が叶わずとも職を失ったりすることないのでノーリスクです。

むしろその挑戦が成長につながりまだ見ぬ何かに繋がる可能性も秘めています。

これは完全に主観ですが、失敗したら恥ずかしい思いをする可能性はあります。

しかしながら周りの人はそこまで自分に興味もってないので問題ありません。

没入できるキッカケはいろいろ

探しても見つからない

となる方も多いかと思いますが、一見キャリアとは無関係とも思えることが機会となることもあるのでとにかく探し続けることが重要。

著者の場合はお子様の誕生がきっかけとなり没入していったそうです。

没入経験を探し続けよう

活動量を増やす

何も動かず悶々としていては不安は増大していきます。

まずは活動量を増やしてみましょう。

そこに計画性なんかは必要ありません、感覚で思いったら動くぐらいでいいのです。

また難しいことをしたり、お金がかかる様なことをする必要もないかと思います。

YouTubeで教養系の動画を見る、本を読む、、などだったら簡単に始められるのではないでしょうか?

私も30を過ぎて本を読み始めた辺りから、明らかにマインドや言動が変わった気がします。

見えてる世界が変わったよ

「できるか、できないか」ではなく「やりたいか、やりたくないか」

自信がないからできない

過去に似た様な経験があっておそらく大丈夫だろうと思える場合に「自信がある」と思えるだと思います。

しかしこれでは新しいことにチャレンジしようとする度に「自信がないからチャレンジできない」では何もチャレンジができません。

これよってチャレンジから自分が遠ざかり、才能を開花できずに卑屈になってしまいます。

ですので「やりたい」という意思を何らかの形で行動に移すことが重要です。

その行動の中で起こる小さな成功体験の積み重ねこそが、とんでもなく遠くまで自分を運んでくれることになります。

この仕事できるかできないか?ではなくやりたいか、やりたくないか?という観点から考えましょう。

焦らない、腐らない

社会人10年目ともなると、同期や後輩などが自分より早く昇格をしていったり、出世していったりと否応なしに資本主義社会の現実を目の当たりすることになります。

そんな時に大事なのは、

地に足をつけてやる

焦りや嫉妬は誰もが抱えることであり、向上心の現れでもあります。

そんな時こそ今の自分の仕事に地に足をつけて没頭することが大事です。

没頭していたらまわりなんて気にならなくなります。

またみなさんの周りに今は目立たない存在のおじさん社員だけど昔は支店長まで上り詰めた人、なんて人はいませんでしょうか?

ずっとキャリアのトップで居続けることは意外と珍しいのです。

地に足つけて目の前の仕事に没頭した結果、明るいキャリアが待っているかもしれません。

まとめ

私もそろそろ社会人10年目が終わる頃に差し掛かっておりますが、気にしないフリをしながらも同期や後輩が先に昇格をしていったりするのみて少なからず焦りや、悔しさの様な感情を頂いておりました。

しかしそんなこと気にして腐ってしまってはいけません。

着実に目の前の仕事に没頭していると、たしかにそこまで気にはならなくなってくるものです。

またむしろ自分より優秀な後輩や同期は存在します。

そんな時は著者も述べていますが嫉妬心なんか気にせずお手本にすればいいのです。

キャリア思春期の過ごし方は大事です、卑屈にならず、やりたいかやりたくないかという視点でキャリアを切り開いて行きたいと強く感じさせてもらえた一冊でした。

是非みなさんも一度手に取って読んでみてください!

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この記事を書いた人

30代前半の二児の父。
読書をほぼしない少年時代を過ごし、その影響もあってか大学受験の現代文(古文も)で大苦戦。
受験が落ち着き本でも読んでみようと18歳の冬にはじめて自分で本を購入。
それ以来読んでない時期もかなりあるものののらりくらり読書を続ける。
30を超えて改めて読書熱が入り、読書には人生を変える程のパワーがあると実感。
元々読書家ではなかったの視点から、読書してみようかな、、という方に響く情報を発信していけたらと思っています。

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